施工 自社庭師
before
ご覧ください。
美しくも立派な佇まいのドイツトウヒです。
樹形は非常にトウヒらしく、本当ならばあえて人間がハサミを入れるべき状況ではありません。
山などの環境ならば…
しかしやはり住宅街の中のお庭にとっては様々な問題が発生してしまいます。
・樹高が高くなり過ぎて高圧電線への接触危険
・松笠(松ぼっくり)や古葉の飛散によるドレン詰まり
・死角が大きくなることによる防犯上の問題
様々です。
そうです。時にやらなくてはならない勝負もあります。
after
いや〜これは難しいですよ。
職人たちも苦労したことでしょう。
まず高さの問題を解決するには半分以下の高さにする必要がありました。
そうなると上部の細くなっていってるところがなくなるので円錐形でなくなります。寸胴型です。
このままだと格好が悪いのはもちろんですが隣地や道路に越境している問題が解決しません。
こう言った類の木は内側に陽が当たらないのでほとんど葉がありませんので、一本一本最低限必要な葉を残しながら選んで寸胴から少しでも円錐形に向かうように手間をかけ整えていきます。
山や川にアウトドアに行くと木々が美しいですよね。
各樹種のある意味での完成形はヒトが一切手をかけず自然の中で育つものなんだなとつくづく思います。
ただやはりこの札幌市はじめ住宅街の中の木はそういうわけにもいかない現実があります。
可能ならば伐採で亡くすのではなく強く剪定してでも生かして残したいなど思い当たる方はお気軽にお問い合わせください。
ご相談だけでも承ります。